先日、左京区のM様邸の基礎が完成いたしました。
基礎は建物の全てを支える大事な部分でもあります。
基礎は鉄筋とコンクリートで出来ており、
鉄筋の引張強度とコンクリートの圧縮強度で双方の強度を確保してます。
①掘削
建物の基礎の下の土を取り、砕石にて転圧します。
②捨てコンクリート
防湿シートを敷き外周部にコンクリートを打設
この捨てコンは基礎の位置だしを正確にする為、型枠を立てるためにします。
③鉄筋組み
捨てコンが固まったら墨を出し配筋をしていきます。
④ベースコンクリート打設
配筋の検査が終わるといよいよコンクリートの打設。
先ずはベース部分の打設をします。
⑤型枠組み
ベースコンクリートが乾いたら立上りの型枠を組みます。
後は土台を緊結するアンカーボルトを設置します。
⑥立上りコンクリート打設
土間と同様、立上りの型枠にコンクリートを打設します。
ここでもコンクリートに隙間ができないよう振動を与えるバイブレーターで念入りに打設します。
⑦型枠解体
立上りのコンクリート打設が終わったら養生し、
型枠を解体し、基礎の完成です!
この後、上棟・大工工事・屋根工事・外壁工事と続いていきますが、
意外と地味な基礎工事ですが、実は後続の業種の仕上げにも影響を与えることがあるので
精密な施工が必要になります!