土地探し成功の秘訣はここにあった!
~土地情報の見方を読み解く、9個のポイント~
NO.5 「その他概要・特記事項」を解読
お世話になっております。
イー住まい不動産部の増田と申します。
今回はNO.5として、物件概要の「その他概要・特記事項」の見方を解読していきます。
この項目は以外と大切な内容が記載されている場合が多く、見落としてしまうと、
後で取り返しのつかない事態になることも!
そうならないために、ここでしっかりと理解できるようにしておきましょう。
皆さま、土地探しで心が折れていませんか?
土地探しってどうしたらいいのか本当に分かっていますか?
下記に当てはまる方はぜひご一読をおすすめします。
- 土地探しに絶対に失敗したくないあなた
- ポータルサイトをなんとなく見てはいるが、実は見方がよくわかっていないあなた
- 不動産屋に問い合わせるのに抵抗があるあなた
- 工務店が探す土地探しの考え方に興味のあるあなた
- 割高な土地を購入して建てたいお家に予算が回らなくなることを避けたいあなた
- 何ヶ月も何年も土地難民として彷徨(さまよ)うことを避けたいあなた
などなど・・・。
皆様も一歩間違えればあっという間に「土地難民」になってしまいます。
難民ならまだしも、失敗した土地を買ってしまっては、目も当てられません。
そこで、土地探し中の皆様に少しでもお役に立てればと思い、土地探しのポイントを
複数回に分けてお伝えしております。
※NO.1「私道負担・道路」、NO.2「土地面積」、NO.3「土地状況」、NO4「用途地域」を見逃した方は、
下記ブログで一読してからお進みされることをおすすめします!
イー住まいのブログ 京都 注文住宅 工務店 (e-sumai.org)
それでは皆さま、一緒に「土地難民」を回避していきましょう!
前回までと同様、今回も土地探しのポイントの入口である、
物件情報の見方をご紹介させていただきます。
物件情報を正確に読み解くことが出来ないと、思わぬトラブルに遭遇したり、
希望のお家が建てれないなど、様々なリスクを負うことになってしまいます。
解決できる問題であればなんとかお家造りに進めるかもしれませんが、もし取り返しのつかない事態になれば、
夢のマイホームが地獄のマイホームとなってしまいます。
興味のある方も興味のない方も、土地探しをされる方は必ずご一読をおすすめします!
このステップをクリアできれば、土地探しの成功に確実に近づくはずです!
さあ、それでは学びの時間のスタートです!
この画像は現在弊社が販売広告しているSUUMO記載の物件概要です。
※実際の物件情報はこちら
【建築条件付売土地】下京区富田町 京都で注文住宅を建てる工務店 イー住まいの自然素材の家 (e-sumai.org)
この概要の見方がしっかりとわかるようになると、物件選定の技術が格段に上がります。
数ある物件の中から、希望のお家が建てられる物件を、みつけられるかどうかは、
この概要書を読み解く力にかかっています。
【 そ の 他 概 要 ・ 特 記 事 項 】
今回は、⑤の「その他概要・特記事項」の項目を読み解いていきましょう。
・設備:公営水道、本下水、都市ガス・・・土地に付随するライフライン設備
皆さん、この項目をみて、なにを想像しますか?
まさかとは思いますが、水道・下水道・ガス管が既に引き込まれている土地だと思っていませんか?
その考えは非常に危険です!
ここに記載のある「設備:公営水道、本下水、都市ガス」の意味は、あくまでも前面道路に
「上水道、下水道、都市ガス」がとおっているという意味で、
決してその土地に引き込まれていることを意味するものではありません。
もし、購入した土地にライフラインが引き込みされていなければ、当然あらたに
前面道路からの引き込み工事が必要になます。
費用が安ければ問題ないのですが、上水管・下水管ともに引き込みがされていなければ、
場合によっては、200万円を超える工事費用が必要になるケースもあります。
この費用は、建築工事の一部として、もちろん施主様にご請求がいきます。
なお、都市ガスに関しては、ガス会社が工事費を負担してくれる場合が多いのでその点は安心です。
あま、仮に費用がかかる場合は、オール電化という選択肢もありますからね!
このように、よくある失敗パターンは、土地は安く買えたけど、その他付帯工事で結局お金が必要になり、
「最終的には安くない土地を買ってしまった」というケースです。
次の写真のように、土地に水道メータBOX、下水マスが見えている場合は、
既に引き込みされているケースがほとんどなので、まずは一安心です。
「古い配管やマスの撤去、水道メータの口径変更」などで、別途費用がかかる場合がありますが、
何百万円ということにはなりません。
次に、ライフラインが引き込みされていない可能性がある土地のケースを、下記に記載しておきますので、
検討地が当てはまる場合は、必ず購入前に確認しましょう。
- ガレージや資材置き場など、今までに建物が建築されたことがない土地
- 元々建物が建っていた土地を2区画以上に割って販売している土地
では、まずは①から見ていきましょう。
当然といえば当然ですよね!生活に必要のない用途の土地に、わざわざお金をかけて
ライフラインを引き込むことはしないですからね!
次に②を見ていきましょう。
大きな土地の場合、その土地をいくつかに分けて販売することが多々あります。
その場合、割られた一つの土地には、元々のライフラインが引き込まれていますが、
それ以外の割られた土地には、ライフラインの引き込みがないので、
その土地を購入する場合は、新たな引き込みが必要になります。
仮に、四角い大きな土地が、「まったく同じ形、同じ面積」で2区画に割って販売されていたら、
当然同じ値段ではおかしいことになります。
一つにはライフラインが引き込みされていて、もう一つの土地には引き込みされていないはずだからです。
もし、同じ金額で販売されている土地を見つけた場合は、担当者にその理由を確認してみてください。
このパターン②は元々お家が建っていた場所なので、「ライフラインがあるはず」と、
つい思い込んでしまうので、一番見逃してしまうことが多いパターンです。
皆様、特に気を付けましょうね。
このように、土地を購入するというのは、本当に難しい(怖い)ことです。
目に見える土地部分だけを買うのではなく、目に見えない地中の配管も含めて購入するということなのです。
目に見えない部分を確認するのは本当に難しいことだと思いますので、検討地が見つかった場合は、
「ほかの人に、先に購入されたらイヤだ」という思いをぐっとこらえて、
まずは信頼できるお家づくりのパートナーに相談してから、購入の意思表示をしてください。
それでは、NO.5はここまでです!
次回は⑥【建ぺい率・容積率】の見方をお伝えします。
それまでに今回までのポイントをしっかりと復習しておいてくださいね!
次回へ続く・・・!
より詳しく土地探しのポイントを聞きたいという方は、無料土地相談会を随時受付しておりますので、
下記のお問い合わせフォームより、土地相談希望の旨をお問い合わせください。
お問合せ | 京都で注文住宅を建てる自然素材のイー住まい (e-sumai.org)
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