土地情報の見方を理解する!
~土地探しの失敗は地獄のマイホームの始まり~
NO.4 「用途地域」を解読
お世話になっております。
イー住まい不動産部の増田と申します。
今回はNO.4として、物件概要の「用途地域」の見方を解読していきます。
皆さま、土地探しで心が折れていませんか?
土地探しってどうしたらいいのか本当に分かってますか?
下記に当てはまる方はぜひご一読をおすすめします。
- 土地探しに絶対に失敗したくないあなた
- ポータルサイトをなんとなく見てはいるが、実は見方がよくわかっていないあなた
- 不動産屋に問い合わせるのに抵抗があるあなた
- 工務店が探す土地探しの考え方に興味のあるあなた
- 割高な土地を購入して建てたいお家に予算が回らなくなることを避けたいあなた
- 何ヶ月も何年も土地難民として彷徨(さまよ)うことを避けたいあなた
などなど・・・。
皆様も一歩間違えればあっという間に「土地難民」になってしまいます。
難民ならまだしも、失敗した土地を買ってしまっては、目も当てられません。
そこで、土地探し中の皆様に少しでもお役に立てればと思い、
土地探しのポイントを複数回に分けてお伝えしております。
※NO.1「私道負担・道路」、NO.2「土地面積」、NO.3「土地状況」を
見逃した方は、今までのブログで一読してからお進みされることをおすすめします!
それでは皆さま、一緒に「土地難民」を回避していきましょう!
前回まで同様、今回も土地探しのポイントの入口である、
物件情報の見方をご紹介させていただきます。
物件情報を正確に読み解くことが出来ないと、思わぬトラブルに遭遇したり、
希望のお家が建てれないなど、様々なリスクを負うことになってしまいます。
解決できる問題であればなんとかお家造りに進めるかもしれませんが、
もし取り返しのつかない事態になれば、夢のマイホームが地獄のマイホームとなってしまいます。
興味のある方も興味のない方も、土地探しをされる方は必ずご一読をおすすめします!
このステップをクリアできれば、土地探しの成功に確実に近づくはずです!
さあ、それでは学びの時間のスタートです!
この画像は現在弊社が販売広告しているSUUMO記載の物件概要です。
※実際の物件情報はこちら
【建築条件付売土地】下京区富田町 京都で注文住宅を建てる工務店 イー住まいの自然素材の家 (e-sumai.org)
この概要の見方がしっかりとわかるようになると、物件選定の技術が格段に上がります。
数ある物件の中から、希望のお家が建てられる物件を、みつけられるかどうかは、
この概要書を読み解く力にかかっています。
今回は、④の「用途地域」の項目を読み解いていきましょう。
・近隣商業・・・まわりの住民が日用品の買物などをするための地域で、
住宅や店舗のほかに小規模の工場も建てられる地域のこと。
そもそも「用途地域」とは何かというと、「計画的な市街地を形成するために、
用途に応じて13の地域に分けられたエリア」のことです。
この「用途地域」を知らずに土地を購入してしまうと、希望のお家を建てることが出来なかったり、
隣地にいきなり工場や商業ビルなどの、住宅以外の建物が建ってしまうこともあり得ます。
13ある用途地域を大きなエリアで分けて考えると、まずは「住居系」、
次に「商業系」、最後に「工業系」となります。
建物の規制が一番厳しいのは、「住居系エリア」となり、高さ規制や用途制限などが厳しく、
住環境をもっとも重視したエリアです。
用途地域図の左上にある、「第一種住居専用地域」では、特に規制が厳しく、
主に2階建ての住宅地が多くなります。
※山手の高級住宅街なんかは、この「第一種住居専用地域」に該当してきますね!
「商業系エリア」は商店街や商業ビル・銀行などが立ち並ぶ地域となり、土地の有効活用が可能なため、
高さのある建物が土地いっぱいに建築され、日当たりや風通しが悪くなりがちです。
ただし、その分、商業エリアは利便性の高い場所が多く、駅近などの希少性のある立地が多くなります。
※主に繁華街がこのエリアに該当しますね!
「工業系エリア」は大小様々な工場が立ち並ぶエリアとなり、
作業音やトラックなどの騒音は避けてとおれない地域です。
住環境としては劣りますが、土地の値段も他の地域よりも安くなる傾向があるので、
お得に土地を購入したい方にはおすすめかもしれません。
ただし、用途地域図の左下にある「工業専用地域」に土地を買っても、
住宅を建てることが出来ませんので、くれぐれもお気を付けください!
今回の事例物件は、商業系の「近隣商業地域」にあり、繁華街ほど高層ビルが立ち並ぶエリアではなく、
商店街などの小規模な店や3~4階建てぐらいのまで住居が立ち並ぶエリアです。
その為、日当たりや風通しも、ある程度は確保でき、駅や繁華街にも近いため、
車がなくても生活ができる、利便性の高い立地です。
当然、静かな住環境でゆったりと生活したい方には向かないかもしれませんね!
基本的に、この用途地域については、周りの風景を見れば、
ある程度、建てられそうな建物が想像できます。
気になる場合は、必ず現地に行って確認することを、強くおすすめします。
以上、ここでご紹介したように、どういった用途で土地を取得したいのかを、
今一度しっかりと考え、ミスマッチにならない土地探しを進めてくださいね!
それでは、NO.4はここまでです!
次回は⑤【その他概要・特記事項】の見方をお伝えします。
それまでに今回までのポイントをしっかりと復習しておいてくださいね!
次回へ続く・・・!
より詳しく土地探しのポイントを聞きたいという方は、無料土地相談会を随時受付しておりますので、
下記のお問い合わせフォームより、土地相談希望の旨をお問い合わせください。
お問合せ | 京都で注文住宅を建てる自然素材のイー住まい (e-sumai.org)
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