南店設計部 積算部 栫井佳代子(KAYOKO KAKOI)

出身 | 京都市 |
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資格 | インテリアコーディネーター、2級色彩コーディネーター |
過去の経験から
中学3年生の時に自宅を建て替えました。当時の私は、新しい家での快適な暮らしを想像し、期待に胸を膨らませていました。しかし、実際に暮らしてみると収納量が足らなかったり、部屋と廊下の温度差が激しく、冬は暖房の効いたリビングから出られなかったり…と快適な暮らしとはほど遠いものでした。これをきっかけに住まいというものに関心を持つようになりました。その中でもインテリアコーディネーターという職種があることを知り、いつしか憧れを抱くように…。本当は建築や住居学が学べる大学に進学した後、住宅メーカーや工務店に就職したかったのですが、人生なかなか思い通りにいかず…。大学卒業後、一般企業に就職しましたが、結婚・出産を機に退職しました。
結婚後は賃貸マンションで暮らしていたのですが、子供が幼稚園に入るまでに家を建てたいと思うようになりました。休日には住宅展示場に足を運んだりして情報収集を行いました。いくつか気になる工務店の構造見学会や完成見学会、さらに引渡し後のご自宅訪問まで行い、オーナー様の意見を聞いたりした上で候補を絞り込んでいきました。工務店と契約後、何度もインテリアコーディネーターの方と打合せを行いました。当時から愛用している無垢のチェリー材のダイニングテーブルに合うように、内部建具や造作カウンター等の提案を行っていただきました。その他細部にわたりご相談させていただき、こだわりの詰まった注文住宅が完成しました。今となっては「玄関もうちょっと広くすれば良かったな…。」「コンセントの位置、もうちょっと工夫すれば良かったな…。」など思う点もありますが、スタッフの方々の対応含め、とても満足のいく家づくりでした。
7年間の専業主婦の後、一般企業に再就職。その間に子供達も成長し、気付けば中学生と小学校高学年になっていました。自分の家を建てたことで満足し、インテリアコーディネーターになるという夢は一旦消えていました。しかし、再就職した企業でこのまま定年まで働くかを考えた時に、単にお金を稼ぐだけではなく仕事で自己実現したいという思いが蘇ってきました。こうしてインテリアコーディネーターへの想いが日に日に強くなっていったのです。
但し、インテリアコーディーターの資格も経験もない状態で受け入れてくれる企業はなかったので、働きながら1年間インテリアコーディネーターの専門学校に通うことにしました。株式会社イー住まいを紹介されたのはちょうど卒業制作に取り掛かっている時でした。学校から紹介されるまではイー住まいのことを全く知らなかったのですが、ホームページやインスタグラムに掲載されている施工事例を見て、オシャレで自分好みのデザインが多く採用されていること、大手ハウスメーカーでは不可能な自由度の高い提案ができるのではないかと思い、入社を決意いたしました。
家づくりから10数年経っていますが、当時のことを今でも鮮明に覚えています。施主として実際に家づくりを経験して感じたこと、子供の成長に応じて生活スタイルも変化することなど、自分自身が体感したことを全て活かしていきたいです。知識はまだまだ乏しいですが、わからないことは設計士や現場監督に相談したり、自分自身で調べてお答えさせていただきます。お客様と真摯に向き合い、満足のいく家づくりができるよう、精一杯お手伝いさせていただきます。